カントリーコテージをリノベ中
私が住む英国・湖水地方
日本人観光客に人気の湖水地方にある20年以上前に買った2ベッドルームの小さな石造りのカントリーコテージをリノベーションすることになりました。理由はまた追ってお話しするとして・・・・英国でのリノベ奮闘記、イギリスに住んでいる方々でリノベに興味のある方にも、日本でイギリスのインテリアに興味のある方にも軽く読んでいただけると幸いです。
私が住んでいるのはちょうど湖水地方の南端にあたり、羊の放牧が盛んに行われている地域です。3月の今は、ちょうどラミングシーズンと呼ばれる子羊(ラム)が生まれる時期なので、通勤通学でドライブしていると草原には小さな子羊とお母さん羊がゆったりと草を食べているほのぼのとした光景を見ることができます。
(→イギリスの羊のお話)
キッチンデザイン
さて、今回のリノベ、最初はキッチンだけと思っていたのですが、リビングルームとバスルームの3部屋を同時に改装することになってしまいちょっと大掛かりな工事になりそうです。
友人で、インテリアデザイナーのローラに電話でアドバイスもらいました。
「まずはバジェット(予算)を決めなきゃね。そのために見積もりが必要ね。地元の会社でおすすめを教えるから連絡してみて。それからビルダーも私の知り合いにいい人がいるわよ。聞いてみるわ!」
おすすめの会社に連絡を取り、見積もりのためにうちに来てもらって打ち合わせをしました。
今回ご相談したのはアトランティスキッチン(上)→Atrantis Kitchen
IKEAはキッチンプランナーでデザインできます→(下)IKEA 3DPlanner
カントリーキッチンなので私のイメージはこんな感じ
リビングルーム
リビングルームは「リアルウッドの木材にこだわったフローリング」組子タイプのパーケットとストリップのデザインがあります。
今回ご相談したのはケンダルクオリティカーペット→Kendal Quality Carpet
古いコテージなので、ウイリアムモリスの壁紙やカーテンを使ったトラディショナル・インテリアのイメージかな。でも実は大好きな60年代のビンテージを使ったミッドセントリーモダン・インテリアも捨て難いのです。
バスルーム
バスルームはイギリスと日本でコンセプトが全然違うお部屋なので、イギリスに住んでいる日本人がリノベをするときに一番悩むところではないかと思います。
例えばお風呂場に布製のローマンシェードを使うなんて発想は当然日本人にはないのですが、イギリスではお風呂場に壁紙やカーペット、壁には絵を飾る、これが一般的なバスルームのインテリアです。
バスタブ(浴槽)もイギリスには寝ころぶタイプのながくて浅めのバスタブが一般的。フランスにはちょっと深めで腰掛けるタイプの浴槽があるのですがイギリスではあまり普及していません。でも最近のインテリアトレンドで、床全体に水が流せるようにしたウェットルームと呼ばれるモダンなバスルームが雑誌で紹介される様になってきました。小さくて深めの半卵型バスタブが人気です。
私は日本人なので、シャワーやバブルバスよりも、やはり防水タイプの浴室で深めの浴槽の熱いお湯にゆっくりつかりたい、これはイギリスに移り住んでからずっと思い続けてきたこと。さて、どうなるでしょう・・・・
イギリスでリノベ