インテリアデザイン=心地の良い住空間づくり
古い家と私の原点
感性は、育った環境と深く結びついている。そう実感する原風景があります。
私は大阪の旧家に生まれました。迷路のように暗く、不思議な空気をまとったその家は、のちに両親の手でリノベーションされ、当時流行していた明るく合理的な住空間へと生まれ変わりました。便利で快適にはなったものの、古い民家ならではの個性や魂が、どこか抜け落ちてしまったように感じられたことを、今もはっきりと覚えています。



ビンテージ家具と古民家再生
京都の大学ではテキスタイルを専攻しましたが、心を奪われたのは一般教養の「住居学」——建築や空間をめぐる授業でした。本当に心地の良い住まいには、人の暮らしや記憶が折り重なるように織り込まれている。その考えに、強く惹かれていったのです。
アパレルデザイナーとして京都に暮らし始めた昭和バブルの末期、壊され続けてきた伝統や古い建物の価値を見直す「古民家再生」のムーブメントが静かに芽吹き始めていた頃でした。バブルの時代には次々と姿を消していった京都の長屋に、機能的な美しさや、人と人をつなぐコミュニティのかたちが宿っていることに気づき始めた人たちがいたのです。
古いものを単に懐かしむのではなく、そこに流れてきた時間や暮らしを受け取り、次へと手渡していく。そんな思いで、当時私が住んでいた天井の高い事務所をリノベしたフラットには、粗大ゴミとして捨てられ再生したビンテージ家具が並んでいました。



イギリスのインテリア
英国人との結婚を機に、英国・湖水地方の自然豊かな田舎での暮らしが始まります。
そこで目にしたのは、古い家具を大切に受け継ぎ、ドレープの美しいカーテンや壁紙、照明、ドアノブに至るまで、自分たちの感性で丁寧に選び、組み合わせていく英国の住空間でした。
それは「高級な家具に整えられたインテリア」ではなく、暮らしの歴史を楽しむ生活者が工夫しながら作り出した個性的な空間。美術館やギャラリーを巡るように、日常の中で美しいテキスタイルや古い家具のデザインに触れる時間が、私のインテリアへの感性を、さらに深く静かに育ててくれたように思います。
そして英国の美しい田舎町に、小さなコテージを購入したのも25年前。
窓から見えるのは、ゆるやかに続く緑の丘と、四季ごとに表情を変える庭。自然素材の風合い、長い時間を経たビンテージ家具、そしてその時々の「好き」を重ねてきたエクレクティックなインテリアは、暮らしとともに少しずつ育ってきました。



私がDIYインテリアにこだわる理由
リバティプリントやウィリアム・モリスなど有名ファブリックに魅せられ、英国の有名インテリアブランドのスタイリングに関わったり、インテリアデザイナーの下請けなど多くの魅力的な仕事を慌ただしくこなす日々…気がつけば英国インテリア業界に携わってもう20年以上になります。
2020年、コロナ禍でインテリアの仕事は一時休業となり、忙しい生活から一転して私自身の暮らしを見つめ直す時間ができました。息子の大学進学を機に、長年暮らしてきたこのコテージを私の感性で整えたいと思うようになりました。
こうして始まったコテージのリノベーション。数年に及ぶ工事と、予期せぬトラブルの連続でしたが、床の素材を選び、壁紙を張り替え、古いものを生かしながら手を入れていく作業は、自分が求めている「住まい」とは何か? を問い続けることだったと振り返ります。
このブログでは、DIYインテリアのポイントを、私の体験談を交えてステップ&ステップで綴ります。
このサイトを訪れてくださった皆さまと、新しいライフスタイルを見つけ、DIYのリノベを実践していくお手伝いができれば幸いです。
Mrs.A (筆者)
キーワード:コテージコア 田舎暮らし スローライフ サステナブル クラフトコア ビンテージ 手作り アースコア 環境にやさしい リサイクル アップサイクル 自然素材 家庭菜園
DIYインテリアは「私らしさ」を見つける手段




1手作りの温もりを楽しむ
手作りや伝統工芸を重視するライフスタイル・・・
丁寧に作られた古い建築物や職人の技から学ぶことはたくさんあります。
手芸やDIYを楽しみ、丁寧に作られたものとともに、時を重ねる暮らしこそ、
本当の豊かさと言えるのかもしれません。
2好きなものに囲まれて暮らす
受け継いだものを大切に、修理しながら使う、手作りを楽しむ、良質なものを選ぶ。
自然とのつながりや手作りの喜びを再発見し、心豊かな生活を追求するために、
まずはお家の中にある「好きなもの」「大切なもの」をピックアップしてみましょう。
3環境を守る
気候変動、森林破壊、ゴミ問題、水資源の枯渇、生態系の破壊・・・
環境に優しく、心地よいライフスタイルを追求するために
自然素材やエコフレンドリーなアイテムを取り入れることで、
身の回りの生活もより豊かで落ち着いたものにすることができます。
Mrs.A セレクト
- 陶器・家具・ハンドメイド
- 雑貨や食品が購入できるサイト
- オークションハウス

イギリスのインテリア・デザインは、古いものを大切に受け継ぎ、手作りを楽しむDIYの知恵があります。時間と手間をかけて「自分らしい空間」を楽しむこと——これも英国インテリアデザインの魅力の一つです。ショップではおすすめの英国老舗のテキスタイルやインテリア商材、家具や雑貨をはじめ、リアルタイムのオークション、街で見つけた一点ものの雑貨などもご紹介しています。
- 受け継いだものを大切に使い続ける
- 職人の手仕事や伝統工芸を暮らしに取り入れる
- 自分の手で作る楽しさを味わう
- アンティークやビンテージの価値を見直す
- 地元の素材や技法を活かす
- 昔ながらの知恵や文化を未来へつなぐ
菜食美食
イギリスはベジタリアン発祥の地であり、近年では健康や環境問題への関心の高まりとともにビーガンやベジタリアンの食生活や家庭菜園への関心が広がっています。
イギリスの伝統的な家庭料理をベジタリアンにアレンジ、サステナブルな暮らしを大切にしながら、食を通じて環境と調和し、スローライフの本質を味わいましょう。
レシピ(Recipe)
- ベジタリアン&ビーガン
- 英国スイーツ

Mrs.A カントリーガイド
英国の湖水地方(Lake district) とヨークシャー国立公園(Yorkshire Dale)
湖水地方(Lake District)は、イギリス最大の国立公園であり、美しい湖や山々、たくさんの羊、歴史ある村々が広がる英国カントリーサイドの代表的なエリアです。詩人ウィリアム・ワーズワースや作家ベアトリクスポターが愛した風景が今も残り、年間を通して多くの旅行者を魅了しています。



自然と文化が調和した英国らしいスローライフを体験できる特別な場所です。訪れるたびに、新しい発見と心癒される風景が待っています。このサイトでは、主に「英国らしいスローライフ」を掘り下げて、イギリスの生活の中で見つけた素敵なカントリースタイルが体験できる旅の提案をします。
Mrs.Aセレクト
- 農業体験宿泊
- 歴史的建造物
- コテージB&B

- ビデオに紹介されているおすすめスポット
- ウインダミア&ボウネス
- ホークスヘッド
- ニアソーリー
- コニストン
- アンブルサイド
- グラスミア
- ケズウィック
- バタミア