壁や家具にペンキを塗ろう

DIY

壁と作業スペースの準備

多くの人が、面倒な下準備を飛ばして早く壁を好きな色に塗りたいと思うかもしれません。しかし、部屋を塗装する前のこの最初のステップは、完璧な仕上がりのためにとても重要です。

塗装を始める前に 

  1. 家具や小物類はすべて部屋の中央に寄せ、シートで覆います。 
  2. 壁に固定されているものを外し、穴やひび割れをパテで埋めます。 
  3. 乾いたら、パテ部分をサンドペーパーで滑らかにします。 
  4. コンセント、スイッチ、ドアノブを緩め、マスキングテープで保護します。 
  5. 窓枠や木部との境目にもマスキングテープを貼り、指やスクレーパーでテープの端をしっかり押し付け、塗料のにじみを防ぎます。良質なテープを使う価値があります。 
  6. 壁紙の上から塗る場合は、壁紙の端がすべてしっかり接着されていることを確認します。部屋を掃除機で掃除し、湿らせた布で壁のホコリを拭き取ります。

コツ:下準備は前日に終わらせておくと、翌日に2回塗りができ、部屋の配置を戻す余裕もできます。

カッティングイン(ハケ塗り)の方法

この工程はゆっくり集中して行う必要があります。壁と別の面が接する部分は仕上がりが特に目立ちます。特に濃い色と明るい木部や天井の組み合わせではなおさらです。
そのため、カッティングイン(端をハケで塗る)はとても重要です。

  1. 塗料缶を開け、撹拌棒でよく混ぜて顔料を均一にします。 
  2. 手に持ちやすい容器に塗料を約1インチほど注ぎます。 
  3. ハケを塗料に浸し、天井との境目から幅約5cmの“枠”を壁の周囲に塗っていきます。 
  4. 部屋の角、巾木の上、窓・ドア周り、照明器具、コンセント、スイッチ周りも同様に塗ります。

ローラーで壁を塗る

カッティングインが完全に乾く前にローラーの準備をしておきます。
ローラートレイに約3cm程度塗料を注ぎ、ローラーに均一につけます。たっぷり過ぎてはいけません。転がしたときに滴らない程度が理想です。

さあ、いよいよ塗り始め! 

  1. 天井側から下に向かって塗っていきます。 
  2. 目の前の1m四方を塗ったら隣の区画へ移動する、という流れで進めます。 
  3. 上下と左右の動きを組み合わせ、均等に塗料が行き渡るようにします。

どんなローラーを使う?
水性塗料には「中毛(ミディアムパイル)ローラー」がおすすめです。壁にも天井にも適しています。

コツ:
ローラーの端に塗料が溜まって線のようになったら、すぐに軽く上から転がして馴染ませます。水性塗料はすぐ乾くので、乾きかけた部分に何度も触れないようにしましょう。

休憩時のツール保護
休憩する時や一度塗りが乾くのを待つ間は、ローラーをラップやアルミホイルで包んで乾燥を防ぎます。

2度塗り
ほとんどの色では2回塗りがおすすめです。特に明るい→暗い、または暗い→明るいといった大きな色変更では必須です。

・2回目のカッティングインまでは通常2時間ほど空けます(天候・湿度・塗料の種類による)。
・このとき小さなミスを修正できます。細かい箇所は小さなアート用ブラシが便利です。
・ローラー作業を繰り返して2度塗りを完了します。美しい壁の出来上がり!

後片付け:ローラーとブラシの手入れ

水性塗料なら、水と少量の食器用洗剤で簡単に洗えます。 

  1. 余分な塗料を缶に戻します。 
  2. 水を流しながら洗剤をつけ、濁りが消えて透明な水になるまで洗います。 
  3. ペーパータオルで軽く水気を取り、ブラシは毛先を下にして干すと長持ちします。 
  4. 乾いたらローラーはカバーをつけて保管します。

塗料はフタをしっかり閉め、極端な温度を避け、子どもの手の届かない場所に保管してください。

壁が乾いたら家具を戻せますが、壁との間に少し隙間をあけて、擦れによる跡がつかないよう注意しましょう。特にソファなど。

新しく塗った部屋を楽しんで、次に塗る部屋も計画してみてくださいね!